エポキシライニング材で知っておくべき重要事項と、特殊エポキシ材料RSJ#100

エポキシライニングは、防蝕や劣化などを引き起こす原因となる環境を遮断するために、耐食性・耐薬品性・耐摩耗性・接着性など、様々な物性を有するエポキシ樹脂の塗膜を、厚膜に付着させて、環境遮断する目的で行います。ライニング膜厚は厚膜で、塗装の膜厚とは桁違いです。

ここでは化学工場やプラント設備のメンテナンスや補修で、ライニングを検討する際に、様々な樹脂ライニングがある中から、エポキシライニングを選択される理由を検証していきます。

エポキシ樹脂の特長や、エポキシ樹脂でラニングするメリット、デメリットなども紹介することで、正しくエポキシ樹脂ライニングを理解して頂ける内容となっています。

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エポキシ樹脂とは

エポキシ樹脂とは、分子内にエポキシ基を2個以上有する化合物のことです。エポキシ樹脂は接着力が強く、酸素・水分の透過性が低い特徴があり、現在では接着剤のみならず、様々な分野で使用され、防蝕ライニング材料としても使用されています。

エポキシ樹脂の最も重要な特徴

エポキシ樹脂は基本的には主剤と硬化剤の2液性です。硬化剤に加える添加物によりエポキシ樹脂の性質を変えることができます。逆に言えばその性質は、硬化剤に何を使用したかで硬化物の物性を変えることができます

実はエポキシライニング材料で言えば、このことこそが最大の特徴と言えます。

防蝕エポキシライニングに特化した材料、RSJ#100

エポキシ樹脂は、主剤と硬化剤を混合して組み合わせることでできますが、硬化剤の種類は1000種類以上あるともいわれており、その組み合わせは膨大です。

弊社の特殊エポキシライニング材料RSJ#100は、腐蝕や劣化が進行する悪環境を遮断できる物性を有していると同時に、厚膜にするライニング施工の観点からも、優れた作業性を可能にし、幅広い耐薬品性と水中でも硬化する特性を持っています。

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エポキシライニングをする際のメリット・デメリット

メリット

電気絶縁性厚膜にすることで絶縁性が高くなります。
防水性疎水性で、非透過性に優れます。
耐腐食性シームレスに塗膜形成し、環境遮断することで防蝕します。
耐油性油分に対して耐性と非透過性があります。
耐薬品性製品により幅広い耐薬品性に特化した材料も存在します。
耐摩耗性製品により、無機フィラー配合の耐摩耗性に優れた材料も存在します。
接着性一般的に接着剤として販売されている
作業性多様性があり、メンテナンス性にも優れる。

デメリット

紫外線劣化紫外線による白亜化現象(チョーキング)が起こります。紫外線対策でトップコートを塗る場合もあります。
低温硬化性高温で硬化がが早く、低温で硬化が遅いです。

エポキシ樹脂が選ばれる理由

様々な樹脂で行うライニング工法がある中で、エポキシ樹脂が選ばれる理由として、実際に防蝕ライニングの依頼を受ける事例を紹介します。

  1. 多くの樹脂ライニング工法では、塗膜の密着が問題になるケースがあり、接着剤としても使用されるエポキシ樹脂の密着力で改善したい
  2. FRPライニングやシートライニング・ゴムライニングなど、積層工程や貼り付け作業を省略したい
  3. 多くの樹脂ライニングは塗布面が湿潤環境の場合や油分がある場合、硬化不良や密着不良を起こします。エポキシ樹脂の中には特殊なタイプが存在し、水中硬化性や油面接着性などを有したものがあります。

水中硬化性と耐薬品性RSJ#100の詳細はこちら

油面接着でお困りの設備がある場合は、油分の内容を確認したうえで対応しております。お気軽にお問合せお願いします。

まとめ

防蝕ライニングの樹脂は多種にわたりあり、工法も様々です。しかし、どれを選択しても一長一短です。例えば素地の動きに、塗膜を追従させたければ、ポリウレアなどの比較的軟質な物性のライニング材が良いが、薬液などの透過を防止したければ、ビニルエステルのような硬い物性のライニング材が良い。耐摩耗性も、軟質の物性がある材料は、衝撃摩耗には強いが、擦れ摩耗には、硬い物性のライニング材の方が強い。何かに特化すれば、何かを失うという事です。

RSJ#100エポキシ樹脂ライニング材は、エポキシ樹脂の基本的な特徴である、強い密着性と、非透過性に加え、膨大な硬化剤の種類の中から、防蝕ライニングに最適な構成で、主剤と硬化剤の組み合わせをすることにより、追従性や耐薬品性、耐摩耗性、耐腐食性など、様々な角度からみても、全てにおいてバランスの取れた材料であるからこそ、信頼され、選ばれている材料になっております。

お困りの設備があり、防蝕ライニングを検討している際には、お気軽にお問合せ下さい。

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