(株)RSテックの業務内容

(株)RSテックでは、防蝕ライニングに関する、様々な工法と樹脂のラインナップを取り揃えております。

防食でお悩みの設備に対して、数ある樹脂の中から適切な材料選定から行い、防蝕ライニング仕様の提案、防蝕設計をさせて頂いております。

樹脂の種類

  1. ポリエウレタン樹脂(RS#123)
  2. エポキシ樹脂(RSJ#100)
  3. ポリエステル樹脂(RS#200)
  4. ビニルエステル樹脂(RS#300)

工法の種類

  1. フレークライニング
  2. FRPライニング

(株)RSテックは耐食性のある樹脂や工法を揃えることで、様々な設備の防食問題に対応していく会社です。

防触設計・防触材料・施工のセット

1:正しい防蝕設計

同じ用途の設備であっても、新設に対しての防蝕と、既設のメンテナンスや補修での防蝕とでは、樹脂や工法は変わってきます。また、お客様の要望として「工期の短縮」、施工環境や施工時期によっては、「湿潤環境になりやすくなる」や「低温環境が予想される」など、条件によって樹脂と工法を適切に選定していく必要があると考えています。

このような設備の様々な問題に対して、1種類の樹脂や工法で全てモーラできるとは思えません。「実績があるから」、「薬品耐性があるから」といってゴリ押しされた仕様で行った結果、剥離や硬化不良といったトラブルに陥るケースは少なくありません。

2:防蝕材料の選定

弊社には、腐食や劣化の悪環境を、樹脂の耐蝕性や防蝕性で環境遮断し、設備の長期保護を可能にするラインナップがあります。

これらの樹脂を組み合わせることで、様々な工法を提案することが可能です。

・RS#123ポリウレタンライニング工法

RS#123(ポリウレタン樹脂)は、作業性の良さが特徴の1液性湿気硬化型塗料です。速乾性があり、コンクリート表面に積極的に含侵固着します。

RS#123ポリウレタンライニング工法は、含侵固着タイプのRS#123を、3回程度塗り重ねることで、約1mmのコンクリートと一体化した躯体強化防蝕層を形成することができる工法です。

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・RSJ#100特殊エポキシライニング工法

RSJ#100は、無溶剤の耐蝕エポキシ樹脂の中に、無機セラミックを特殊な方法で大量に配合、整列させたハイブリット材料です。

RSJ#100特殊エポキシ樹脂ライニング工法は、RS#123(ポリウレタン樹脂)をプライマーとして構成されたライニング工法です。

この工法は、躯体強化と高い水準の環境遮断層の2重防蝕となり、幅広い場面で採用されるライニング工法です。

また、RSJ#100は、水中(100%湿潤)環境でも硬化に問題無く、優れた作業性も有しています。

RSJ#100は、幅広い薬品耐性と水中硬化性(湿潤環境硬化性)が特徴です。無機セラミックを特殊な方法で大量配合、整列させる技術で、画期的な防蝕機能を塗膜内に形成します。

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・RS#200軟質不飽和ポリエステルライニング工法

RS#200(不飽和ポリエステル)は、硬化後の物性を軟質にすることで、素地の動きや塗膜内の残留応力(硬化収縮による塗膜内ストレス)を緩和、分散させる効果を最大限発揮させるライニング工法です。

RS#200を使ったライニング工法は2種類あります。

①RS#200FRPライニング

RS#200FRPライニング工法では、強化ガラス繊維を併用し、積層することで、積層回数分に応じて信頼性の高い厚膜の耐蝕強化層を形成することができます。

②RS#200フレークライニング

FRPライニングの強化ガラス繊維の積層作業や脱泡作業を省略し、樹脂の中にガラスフレークを特殊な方法で大量配合することで、塗り工程のみで完結できる画期的な工法です。

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RS#123をプライマーとして躯体強化することで2重防蝕となります。

また軟質のRS#200を、RS#300高耐食ビニルエステル仕様の中間層として形成させれば、応力緩和層としての役割を担うことができ、多重防蝕工法となります。

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・RS#300ビニルエステルライニング工法

RS#300ビニルエステル樹脂は、幅広い薬品耐性と、耐溶剤にも強い耐食材料です。RS#300の靭密な構造の塗膜は、不透過性に優れますが、硬く割れやすいため、RS#200(軟質不飽和ポリエステル)との組み合わせによる工法にすることで、安定的にRS#300(ビニルエステル樹脂)の耐食性能を引き出すことのできる工法となります。

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3:確実な施工

防蝕設計が決まり、材料が決まっても、しっかりとした施工ができなければ、求める効果は得られません。

防蝕設計した意図を理解し、材料を正しく扱って施工する事で、品質をお届けできます。

まとめ

弊社では、まずお客様の防蝕でお困りの内容を確認し、必要であれば設備を見させて頂き、腐蝕や劣化の状況を把握したうえで防蝕設計のご提案をさせて頂くことから始めています。

特殊な耐蝕ライニング材料

  1. 水中硬化もできる耐蝕エポキシ材料 RSJ#100。
    1回塗りで厚膜を塗布でき、無機シリカ材を特殊な方法で配合したライニング材料。
    幅広い耐薬品性を持ち、作業性の良い材料です。
  2. 耐薬品用途では不飽和ポリエステル(RS#200)やビニルエステル(RS#300)
    FRPではなく、塗りで作業が可能です。1回塗りで厚膜を塗布できるフレークライニング材料です。

 3.積極的にポーラスな素地に含侵し固着するポリウレタン材料(RS#123)

  コンクリートや錆の中に積極的に含侵固着することで、躯体強化ができる耐蝕材材料です。

 4:耐摩耗や躯体の変形にも追従可能なポリウレアライニング

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  吹き付けから硬化までが非常に早く、大面積を短納期で施工が可能です。

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