ポリウレアライニング、密着の役割を担う プライマーの重要性

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ポリウレアライニングの特長に、超速乾性を生かした施工ができることがあります。

通常1回塗りで厚膜施工すると垂れてしまい、重ね塗りをして既定の膜厚を満足させますが、ポリウレアライニングはその必要がありません。超速乾性をいかして、垂れることなく1工程で仕上げていくことができます。

また、耐衝撃性に優れるといった物性のあるポリウレアライニングですが、そのポリウレアライニングのメリットは、密着の観点から考えた場合は不利な条件となります。

弊社はこの問題に取り組み、ポリウレアに最適なプライマーを開発、製品化することで、ポリウレアライニングの品質に貢献したいと思っております。

ここでは、ポリウレアライニングの素地との密着性は重要であることを解説していきます。

是非参考にしてください。

ポリウレアライニングとは

ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。

基本的には専用の塗装機により高圧で吹き付け、伸縮性のあるゴム状の塗膜を1工程でシームレスに厚膜施工ができるライニング工法です。

ポリウレアライニングの特長

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  • 数秒から数分で硬化する超速乾性
  • 衝撃に強く柔軟性と伸び率で下地の追従性に優れる
  • 加水分解しない
  • 工場屋根の防水など大面積の施工に適している。
  • 無溶剤である

無溶剤型塗料と、溶剤型塗料の説明はこちらから

ポリウレアライニングと密着性の重要性

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塗装とは違い、ライニングは厚膜にすることが一般的です。ポリウレアライニングは2mm以上の厚膜を容易に付けることが可能です。

塗装とライニングの違いについてはこちらから

逆にいえば、そんな厚膜の塗膜を1工程で仕上げてしまいます。

そしてその超速乾性の優れた作業性は、逆にいえば、加熱して高圧で吹付けるポリウレアの施工は、吹き付けたとたん硬化反応が始まり膨張と収縮が塗膜内で起こります。

外部からの衝撃を吸収する、分厚く重たいライニングの塗膜を、素地とプライマーが支えることになるわけです。

メンテナンスであれば、そもそも腐蝕や劣化が進行してしまっている状況で躯体は弱っている状態です。

プライマーはただ密着すればよいのではなく、厚膜にするライニングに適した内容でないといけません。 また、ポリウレアライニングの工期短縮というメリットを実現するためには、プライマー工程の作業性も重視しなければいけません。

ポリウレア専用プライマー

弊社はライニング材料を取り扱っており、ライニング専用のプライマーをすでに持っていました。厚い塗膜と素地とのバインダーとして機能を有しているプライマーです。

作業性がよく、コンクリート用のプライマーにおいては、弱った躯体の強化もできるものです。

この度、そのライニング用プライマーを改良し、施工会社の協力のもと、ポリウレア専用プライマーとして製品化しました。確実な化学反応による接着を実現することにより、安定的な密着性を可能としました。

  1. コンクリート用  アクトPUプライマー
  2. 鉄用       タスクPUプライマー

まとめ

数年前のポリウレアの吹付けは、混合比の許容範囲を超えてしまう等の不備で、しっかりとした塗膜形成が困難でしたが、近年は機械と技術の進歩もあり、安定的な塗膜形成が可能になっています。

一方で、密着を担うプライマーについては、密着するものはあっても、安定的な品質の確保はまだできていない状況だと思います。

今回製品化したポリウレア専用プライマーが、ポリウレアライニングの発展に繋がれば幸いです

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