溶剤と無溶剤の塗料の違いについて説明、ライニング材料で選ぶなら無溶剤を選択するべき理由

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塗料における溶剤の基本的な役割

溶剤は、他の物質を溶解させることができる液体で、溶けた物質と混ざり合って均一な液体(溶液)を形成します。溶剤は、その溶解能力により、化学反応の媒介、物質の分離や精製、そして清掃など多岐にわたる用途に使用されています。

塗料における溶剤は、塗料を適切な粘度に調整し、塗装時に均一に塗布できるようにするために使われます。塗料が乾くとき、溶剤は揮発し、塗料中の固形成分を残して塗膜を形成します。この塗膜は、塗装された物体の表面を飾ったり保護したりする役割を果たします。

塗料に用いられる溶剤には大きく分けて二つのタイプがあります。

塗料の性質や用途に応じて、適切な溶剤が選ばれ、製品の性能や安全性、環境への影響を考慮しながら利用されます。

塗料に溶剤を入れるメリット、デメリット

塗料に溶剤を加えることで、施工のしやすさや乾燥性など多くの利点が得られますが、一方で健康や環境への影響といったデメリットも伴います。ここでは、溶剤を使用することの主なメリットとデメリットを整理してご紹介します。


塗料に溶剤を入れることには、いくつかのメリットとデメリットがあります。

■ 溶剤を加えるメリット


■ 溶剤を加えるデメリット

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防蝕ライニング材料には無溶剤型の塗料を推奨する理由

溶剤とは、塗料を薄めて塗りやすくするために使われる液体のことです。塗装時には揮発して乾燥を助けますが、すべての溶剤が完全に揮発するわけではありません。実際には、一部の溶剤が塗膜内部に残留する可能性があり、これが後々のトラブルの原因となることがあります。

たとえば、塗膜中に残った溶剤は水分を吸いやすい構造をつくり、水分や薬品が塗膜を通過しやすくなる要因になります。また、揮発の過程で生じる微細な空洞や、残留溶剤そのものが腐食性物質の侵入経路となり、塗膜の耐久性や防食性能を低下させてしまうこともあるのです。

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RSテックの無溶剤型塗料

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当社製品は、無機セラミックを高濃度で樹脂中に配合しており、乾燥後にセラミックが塗膜内に均一に配列される特殊設計を採用。これにより、優れた防食性に加え、耐久性・耐摩耗性・耐熱性といった多機能バリア性能を同時に実現しています。過酷な環境下でも信頼性の高い保護性能を提供する、次世代型の高性能無溶剤塗料です。

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